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蝦夷地にて…バタバタしててゴメンなさ~い日記


映画・本・音楽・日常の覚書日記
by timtam33
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「北の零年」ー開拓者精神

今冬は雪が比較的少ない分、冷え込みが厳しい…外はどこもパッキパキに凍てついている。
昨年の今頃は「今年は雪が多くて参っちゃうね~」とぼやきながら、道路脇の大きな雪山を憎々しげに眺めていた。
そんな北海道・・・本州の人たちにとって、雪が多く日中でも氷点下の世界である厳寒の地は、とてつもなく住み難いというイメージがあるのかもしれない。
確かに面倒な事も多い冬は、鬱陶しい。でもこれが日常だし、特別な事でもなんでもないわけで・・・通常、外出時に遭難したり、凍死したりする人も滅多にいない。実際570万の人々の大半が普通に、そしてそれなりに快適な暮らしをしている。

前置きが長くなった。映画「北の零年」は、我々にそんな現代の快適な暮らしを与えてくれた先人達の、壮大な闘いの物語…
「北の零年」ー開拓者精神_a0022041_213758.jpg



明治政府の命により、淡路から移住した稲田家の人々は、原生林に覆われた不毛の大地を命がけで切り開き、居を構え、田畑や牧場を作った。全てゼロからの出発・・・。

製作費が15億円ということは邦画ではかなりの大作だが、派手さばかり目立ち、肝心なストーリーの味付けはお座なり的なハリウッド大作とは違い、時代の変化に翻弄される人々の闘いや背景を、仔細に描いている。

実は一足先に観た数人の友人達は「やや期待はずれ」と…一様にあまり芳しい感想ではなかった。まぁ、あまり周りの評価に踊らされてはいけない。
実際私は、同伴の夫と共に甚く感動し、DVD出たら即買い!ということで、珍しく(?)意見が一致した。

それにしても馬上の志乃(吉永小百合さん)の姿は、実に凛として美しかった
私もフロンティアスピリッツ凛々!明日から一生懸命雪掻きをし、快適な玄関前を切り開きます!なぁ~んて…あ~まだ感動の余韻が~これは余波だよ、きっと…
by timtam33 | 2005-02-04 02:07 | 映画・音楽
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